胃酸過多の人はどう暮らして対策すれば良いの? 胸焼けのメカニズムや胃酸のpHから考える

胃酸過多の人はどう暮らして対策すれば良いの? 胸焼けのメカニズムや胃酸のpHから考える

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こんにちは、たなかあきらです。僕は胃酸過多で、頻繁に胸やけがして胃が大いに荒れて悩んでおります。

さまざまな取組で改善しつつある中、ある疑問を持ちました。

・胸焼けが起きるメカニズムは何だろう?
・胃酸はどのくらいのpH(酸性の強さ)なんだろう?

「胃酸の性質を知ることによって、胸焼けの対策は出来ないだろうか?」と考えて、今回記事を書きました。

今回は胃酸が分泌されて胸焼けが起きるメカニズムと考えられる対策をご紹介します。

胃酸の分泌と胸焼けのメカニズム

食事をするとど胃液が分泌されて、どのように消化するのか?理解をしておくことは、自分の体を知る上でも大切なことだと思います。

胃酸分泌~仕組みを簡単にまとめました。

①胃液の分泌

食事をすると、ガストリンと呼ばれる胃のホルモンが分泌され、胃液を出します。食事を始めるとすぐに、胃酸は分泌されるようです。

胃酸が分泌される量は1日に1.5~2.5リットルも出ます。驚きです。
胃液の主な成分は次の3つです。

・粘液(胃壁を保護し、消化をスムーズにする)
・塩酸(強い酸性で外来の細菌を殺す)
・ペプシノーゲン(蛋白消化酵素ペプシンのもとになる物質。
 塩酸によりペプシンとなる。)

ストレスや暴飲暴食、刺激物、ピロリ菌などによって胃液のバランスが崩れると、粘液と塩酸に影響が出てきます。

・粘液が乏しい
・塩酸が異常に強い
・塩酸が多い


などが起こり胃にダメージを与えてしまうのです。
これが胸焼けの原因となります。

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胃のpHはどのくらい?

胃の中のpH(水素イオン指数。この値が小さいほど、酸性が強いです)はどのくらいなのか?調べてみました。

※各液体のpHの例(ウィキペディアより)

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胃の中のpHは、常に一定ではなくて絶えず変動しています。

・食前や空腹時
pHは1~2で強い酸性度を示します。
この強酸で、食物に含まれている細菌、菌類、寄生虫なども殺菌します。

・食事後
食事をすると pHは下がっていきpHは4~5にまで低下します。
そして、蛋白質、脂肪、炭水化物を分解・消化していきます。
その後は、pHは上昇し、食後2~3時間でまた空腹時の1~2くらいに戻ります。

食べたものは、胃の中でpHが2~3ですが、十二指腸に届くころには中性(pH7)になります。

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参考学術文献:日本消化器外科学会誌第19巻(5)、1986年
胃内pH24時間連続測定

食事をして胃酸が出ている時よりも、胃に飲食物が入っていない空腹の状態の方が、胃の中のpHが低くなって、酸性が強くなっていることが分かります。

確かに、胸やけがするのは食後ではなく、食事をしてから数時間後や、食前ですよね。

また、朝起きた時、ひどい胸やけがするときもあります。

空腹のときに、精神的なストレスを感じて胃酸がドバっと出た時は、とても苦しくなる経験が、しばしばあります。

胃酸が出た時に、ちょっと胃の中に食べ物や飲み物を入れると胃酸が薄まって、楽になりますよね。

これも、食事と同じように、食べたものによって、胃の酸性度が落ちるから、ということがよく分かります。

つまり、食事だけでなく、空腹時のケアがとても大事ということが分かります。
起きている時、寝ている時、いずれもです。

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胃酸過多の暮らし方。食事と、空腹時の胃のケア

胃のpHの移り変わりを見ますと、胃酸過多の予防は次の2点が大切だと思います。

①胃酸を大量に分泌させない
②pHが低い(酸性が強い)状態を長く作らない
③胃の予防と改善

です。

①「胃液を大量に分泌させない」

については、胃に刺激を与えないということです。

・ストレスを防ぐ(リラックスを心がける)
特に空腹時で酸性度の高い時にストレスを感じて、空っぽの胃に胃液が出ると、胃へのダメージがとても大きいです。
 
・飲みすぎ、食べ過ぎは避ける
大量に胃の中に食べ物を入れるということは、それだけ胃液が多く分泌されます

・刺激物をさける
ストレスと同じく、胃に刺激を与えると胃液が多く分泌されます。
香辛料、カフェイン、アルコール、炭酸飲料などは避けたいですね。

・ゆっくりよくかんで食べる
食べ物をよく噛んで細かく砕き、唾液とよく混ざり合うと、消化が良くなります。胃の中での滞在時間が短くなるため、胃液の分泌も減ります。

②「pHが低い(酸性が強い)状態を長く作らない」

については、
・長時間の空腹を避ける
食事を抜くと空腹の時間が長くなり、胃の酸性度が高い状態が続きます。
ですので、この考え方からしますと、朝食を抜いたり昼食を抜いたりするのは好ましくなく、少量でも食べて食事の回数を増やす方が、胃にとっては良いです。

・寝ている時の胃のケアをする

最も食事と食事の間隔が開くのが、夜寝ている時です。朝起きると、すごい胸やけがしていることがあります。

寝ている時に、胃の中の酸性度がとても上がってしまい、胃を荒らしていることが原因と考えられます。

参考文献でも、ストレスなどが寝ている時にかかっていると、寝ている間の胃の酸性度が高い状態が続いています。これが、胃潰瘍は夜にできる、とも言われることだと思います。

再度このグラフをご覧ください。

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寝ている時に、酸性度が上がったり、胃酸が多く分泌されないように、寝る前にケアする必要がありますね。

・寝る前には食べない(胃酸を分泌させない)
・十分にリラックスして寝る

胃の中に食べ物がある状態では、胃に刺激が加わっており、胃液を分泌したまま寝ることになります。

寝る前に強い運動をしたり、スマホやパソコンなど光を見続けて目が疲労した状態では、交感神経が優位になっています。

ですので、寝ている時に胃にもストレスなど刺激が加わりやすく、酸性度が上がったり、胃酸も出やすくなります。

この状態は是非避けるために、寝る前にゆっくりリラックスして十分な睡眠がとれるように、ケアしたいですよね。

③胃を元気に「予防と改善」

胃自体が弱って正常に機能していない場合は、胃をケアしてもなかなか回復してきません。市販の胃薬に頼る手もありますが、長く飲み続けれませんし、副作用も心配です。

胃を正常に働かせて元気にして「予防と改善」が大切ですよね。
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