消化の良い栄養素、良くない栄養素は? 栄養素の消化プロセスと消化時間

消化の良い栄養素、良くない栄養素は? 栄養素の消化プロセスと消化時間

食べ物ってどのくらいの時間をかけて消化するのでしょうか?

胃の調子が悪かったり胃弱な人は、消化が悪くて胃への負担が大きい食べ物はなるべく避けたいですよね。

今回は、消化の良い栄養素、消化の悪い栄養素の切り口で見てみました。

炭水化物、タンパク質、脂質、ミネラル、ビタミンの各栄養素は何時間くらいで、消化・吸収するのかを纏めました。

食材を選ぶ参考にして頂ければ、ありがたいです。
参考記事👉胃酸過多で避けたい食べ物、良い食べ物

何でも気にせず食べれたらなあ
👉 胃を元気に「予防と改善」【イツラック】

食べ物の消化プロセス概要

口に入れられた食べ物は、歯で細かくかみ砕かれながら唾液と混ぜられ胃に送られます。胃液とせん動運動で分解されながらドロドロに十二指腸に送られます

食べものが胃に滞在する時間は、おおよそ2~3時間と言われています。
消化酵素などにより細かく分解・消化された食べ物の多くは(約5~8時間程度かけて)、さらに細かく分解消化して小腸で吸収されます。
小腸で吸収されなかった栄養素や水分を大腸で吸収され、吸収されなかったものは、便として排出されます。

糖質(炭水化物)の消化プロセスと消化時間

糖質とは炭水化物から食物繊維を除いたものです。
糖質を多く含む食べ物は、
・ごはん、麺類、パン類
・じゃがいも、たまねぎ、とうもろこし
・バナナ、みかん、りんご
・チョコレート、ケーキ
などです。
糖質の多い食品と少ない食品 | Pocorin

「食べ物に含まれる糖質はデンプンの形になっている場合が多いです。
デンプンは口の中で噛みながら唾液と混ざりあいます。そして、唾液に含まれる消化酵素(アミラーゼ)の働きで麦芽糖に分解されます。
胃液ではデンプンは分解されないので、分解しきれなかったデンプンは十二指腸で麦芽糖まで分解されます。 その後、小腸で消化酵素マルターゼの働きで、麦芽糖はブドウ糖に分解・消化されて、小腸で吸収されます」

一般に消化が良いと言われているお米、麺類、パン類を、急いで食べたり食べ過ぎたりすると、胃の調子が悪くなることがよくあります。
特に、お米を食べると胃酸で胸焼けがする事はありませんか?

この理由は、炭水化物は胃の中で分解・消化されず、 胃の滞在時間が長いため、胃酸が多く分泌されたり胃への負担が大きくなることが、原因と考えられます。
👉お米を食べるとなぜ胸焼けがするのか

糖質の消化吸収は約2~3時間ほどと言われています。

このため、以下の対策が考えられます。
・食べ過ぎない
・よく噛んで食べる

つまり
「ゆっくりよく噛んで、細かく砕き、唾液としっかりと混ぜ」、
胃に送られる前に唾液のアミラーゼでできるだけ麦芽糖に分解して、
消化を良くすることです。

タンパク質の消化プロセスと消化時間

「タンパク質は強い酸である胃酸で形が崩され、胃液に含まれる消化酵素ペプシンの働きでペプトンに分解されます。
その後、十二指腸ですい臓からのすい液や腸液に含まれる消化酵素でアミノ酸に分解され、小腸で吸収されます」

タンパク質は、炭水化物(糖質)と異なり唾液では分解されませんが、胃酸で分解されます。

一般的にタンパク質の消化時間は3〜4時間と言われ、吸収時間は約30分と短いです。人間の体の約20%はタンパク質でできており、アミノ酸をすぐに吸収できるようになっているんですね。

身体のうち約20%がタンパク質できており、タンパク質が不足してしまうと体力や免疫力が落ち、病気になりやすくなったりします。
逆に摂りすぎると、太ったり、腸内の悪玉菌が増えたり、分解時に発生したアンモニアを尿として排出するため、肝臓や腎臓への負担も大きくなります。

このため、胃腸の弱い人にとって胃に負担をかけずにタンパク質を効率良く消化することが大切です。

・食べ過ぎない
・よく噛んで細かく砕き、胃ですぐに分解できるようにする
・吸収の速いアミノ酸のサプリメントも使用するのも良いかも知れませんね

参考リンク:タンパク質のとり過ぎは危険!?

脂質の消化プロセスと消化時間

「食品に含まれる脂質は、唾液でも胃液でも分解されません。
脂質は十二指腸に送られると胆汁で乳化され、すい液に含まれる消化酵素リパーゼで、脂肪酸やモノグリセリド、グリセロールなどにようやく分解されます。

消化吸収はちょっと複雑です。
水に溶けやすいグリセロールは、そのまま小腸の表面で吸収されます。
モノグリセリドと脂肪酸は、腸内に分泌された胆汁酸の働きにより、親水性のミセルと呼ばれる小さな分子に取り込まれ、腸管から吸収されます」

食べ物に含まれる脂質は、唾液でも胃液でも分解されません。脂質は十二指腸に送られて胆汁やすい液に含まれる消化酵素で、ようやく分解・消化されます。

脂質は分解や消化の始まりが食後3~4時間と、糖質やタンパク質に比べてとても遅く、消化に長い時間がかかります。
脂肪が多く含まれるお肉が消化されるまでには、約12時間以上もかかるそうです。

脂っこい料理を食べ過ぎると、胃がもたれたり胸焼けがするのは、このためで胃に負担がかかるからと思います。

胃腸の調子が優れない人は、脂っこいものは食べ過ぎないように、肉も脂肪が少ない赤みを撰んだり、少しでも消化を良くするためよく噛んで食べなきゃ、と思います

ビタミン、ミネラルの摂取消化プロセスと消化プロセスと消化時間

ビタミンは分解されると効果を失ってしまうので、分解されず小腸で吸収されます。ミネラルも金属元素で分解することはなく、小腸や大腸で吸収されます。

詳しくは下記のサイトをご覧ください。
ビタミンの吸収
ミネラルの吸収

ビタミンやミネラルを多く含む食材に果物や野菜が挙げられます。
一般に果物は約20~40分程度、野菜は30分~2時間と消化までにかかる時間はとても短いです。
果物や野菜は結構たくさん食べても、胃の調子があまり悪くならないのも、うなずけます。

最後に

胃腸の状態が悪い時は、特に消化器官に負担をかけないような、消化の良い食べ物を食べると良い事が分かりますよね。
ただ、胃腸が弱り働きが悪いと、十分に消化ができず、負担が大きくなります。
胃を元気に正常に働かせるには「予防と改善」も大切です。
そこで、自然生薬配合のイツラックをオススメします。

何でも気にせず食べれたらなあ
👉 胃を元気に「予防と改善」【イツラック】

参考になったのでしたら嬉しく思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。